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ソラカメの画質設定を定期的に更新するアプリ

概要

このアプリテンプレートでは、SORACOM のソラカメデバイスに対して、Flux から定期的に画質設定 API を呼び出し、画質を「high」に戻します。帯域が制限された際に画質を下がった後、画質を復帰させたい場合などに利用できます。このアプリがあると以下のことに役立ちます:

  • 画質設定の戻し漏れを防止し、遠隔監視の品質を保つ

このテンプレートを一度設定すれば、手動操作なしで定期的に対象のソラカメ対応カメラを高画質設定にします。

概算費用

初期費用

以下のいずれかを準備してください。

品目
費用
備考
3,980円

月額費用

品目
当アプリの概算費用
備考
SORACOM Flux
492 円/月(*1)
10 分間隔で実行した場合、4,464 イベント/月(*1)
  • (*1) この Flux アプリでは、1日あたり 144回イベント数がカウントされ、1ヶ月間 (31日) の稼働で 4,464回のイベント数がカウントされます。
  • SORACOM Flux の Developer プランではアカウントあたり 3,000 イベント/月まで無料で利用いただけます。3,000 イベント/月を超過した場合はイベントあたり 0.11 円が発生します。
  • イベント数は、無料で利用いただけるバンドル分と同じ上限値が当初は設定されています。上限に達した場合はイベントによるアプリの起動やアクションの実行はされなくなります。これを超えて使用したい場合はあらかじめ上限を更新してください。月のバンドル分を超える上限を設定した場合、超過したイベント数やクレジットは従量課金でご利用いただけます。

本記載は概算であり、実際の利用状況によって変動します。 正確な料金は SORACOM のサービスページ および ユーザーコンソールから利用明細 をご確認ください。 ユーザードキュメント イベント数、クレジット使用料の上限を設定する も併せてご確認ください。

事前の準備

このテンプレートでアプリをデプロイする (テンプレートを実行する) 前に、以下を準備しましょう:

  • 対象ソラカメのデバイス ID: SORACOM ユーザーコンソールの [デバイス管理] から、画質設定を更新したいソラカメのデバイス ID を確認しておきます。

このテンプレートを利用するには、SORACOM アカウント (オペレーター)に登録されたソラカメ対応デバイスが必要です。ソラカメ対応デバイスについては Soracom Cloud Camera Services を参照してください。

アプリの作成

設定のカスタマイズ

アプリ作成時点では以下のパラメータを設定できます:

  • 画質設定更新間隔: 画質設定を更新する間隔を指定します。既定値は 10 分に 1 回 です。必要に応じて画質設定更新間隔を調整してください。
  • 対象のソラカメのデバイス ID: 画質設定を更新したいソラカメのデバイス ID を指定します。

アプリの作成後に行うこと

インターバルタイマーイベントソースは初期状態で OFF になっています。手動でアプリをテスト実行し、画質設定が正しく更新されることを確認してから、イベントソースを ON に切り替えてください。

アプリのカスタマイズ

  • インターバルタイマーのスケジュール定義を書き換えることで、画質設定の更新間隔を変更することができます。

  • SORACOM API アクションで送信するリクエストボディを調整することで、画質設定の値を変更したり、必要な設定項目を追加したりできます。

選択できる画質設定

設定例
説明
{"state":"high"}
最高画質に復帰させます。
{"state":"medium"}
中画質に変更します。
{"state":"low"}
低画質に変更します。

上記のように state の値を切り替えることで、目的に合わせて画質を調整できます。

詳しくはSORACOM API リファレンスをご覧ください。

トラブルシューティング

SORACOM API の呼び出しに失敗している場合 SAM ユーザーの権限設定やデバイス ID の入力内容を確認してください。

詳細な実行履歴は 実行履歴/メッセージ履歴 (ログ) を確認する を参照してください。